スマホがハッキング被害を受けた時の対処法をご紹介します。スマホがフリーズするバッテリー持ちが悪い勝手に動く不審な挙動が起こっている場合、何者かにハッキングされ遠隔操作などの被害に合っているかもしれません。今すぐにでも次の対処を行う事をお勧め致します。
スマホを完全初期化(工場出荷状態)
ハッキング被害を受けた場合、スマホの完全初期化(工場出荷状態に戻す)を行って下さい。スマートフォンを工場出荷状態に戻す事によって、スマホ内に仕掛けられたウイルスやバックドアを排除する事が出来ます。侵入者からの遠隔操作も同時に切断されます。
スマホの完全初期化はOSの再インストールを必ず行って下さい。スマホのOS自体にウイルスやバックドアが仕掛けられているからです。OS以外のデータ削除だけではハッキングされた状態は続きます。
iPhone初期化は、iTunes・iCloudバックアップデータからの復元は絶対に行わないで下さい。ウイルス感染した状態のデータがバックアップに保存されている可能性があるからです。Androidも同様にバックアップからは復元しないで下さい。
脱獄(ジェイルブレイク)されているiPhoneの場合、iTunesからリカバリー作業を行わなければ入獄されません。iPhoneをiTunesに接続した状態で、iTunesリカバリーモードからOSの再インストールを行う事によって入獄が完了します。
- iPhoneは、iTunesから”OSの再インストール”を行わないと完全初期化されませんので注意してください。
- 完全初期化を行う際は、スマートフォンに登録している電話帳の連絡先や全アプリの内容が消去されますので、必ず電話帳の連絡先のバックアップを取得やアプリのデータ引き継ぎコードを発行し、別途控えてください。
ユーザーID・パスワード変更
ユーザーIDとパスワード変更を行って下さい。ハッキング被害を受けた場合、スマホ内の個人データは全て侵入者側に漏洩している為、スマホにログインしているユーザーアカウントIDとパスワードの変更を行う必要があります。
クローン携帯(スマホ)を作成する場合、対象者のユーザーアカウントが必要不可欠です。iPhoneの場合、クローン携帯はiTunesバックアップデータやiCloudアカウントから作成するのでユーザーIDとパスワード変更を必ず行う事を忘れない様に注意して下さい。
SIMカード購入変更
SIMカードからクローン携帯が作成可能です。SIMカードには利用者情報が記録されています。その利用者情報を読み取り、予め用意した新品のSIMカード内にコピーする事によってクローン携帯が作成出来ます。
新しくSIMカードを携帯キャリア会社から購入し、SIMの識別番号変更を行って下さい。識別番号はカード裏面に記載された製造番号を基に生成されています。製造番号が変われば識別番号も必然的に変更されます。
SIMカードは契約している携帯キャリア会社のショップで購入(変更)が可能です。ショップを訪れたその日に購入が可能であり、時間も掛かりません。
携帯キャリア会社のSIMカード価格
docomo | au | SoftBank | |
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新規回線契約のお客様 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
回線契約済みのお客様 | 2,000円 | 2,000円 | 2,000円 |
大手携帯キャリア会社3社ともSIMカード発行に伴う値段は同じ様です。
購入と変更を行う際の店員への理由
店員にSIMカード変更の理由を聞かれた場合、「SIMカードを新しくしたい」で問題ありません。もしくは、「セキュリティ上の問題があった為」と正直に答えて頂いても結構です。
私の場合、スマホが遠隔操作される事象が発生したので機種変更を行った際にSIMカードも新しく変更しました。
店員には「クレジットカードアプリが起動しログインされそうになった。遠隔操作されているので機種変更を行いたい。それと同時にSIMカードの識別番号もセキュリティ上問題があるので変更したい。」とありのままを伝え変更出来ています。
完了(スマホ完全初期化、ユーザーID・パスワード変更、SIMカード購入変更)
スマホ完全初期化、ユーザーID・パスワード変更、SIMカード購入変更の処理を全て行えば、クローン携帯、遠隔操作、盗聴盗撮などはすべて完全排除されます。