SIMカードのセキュリティリスク:識別番号からの通話盗聴危険性と対策方法

2019年現在、スマホや携帯電話は誰もが一人一台は持っている時代です。それと比例して、スマホを悪用した犯罪が数多く引き起っています。貴方が持っているスマホがフリーズする勝手に動き不審な挙動が起こった事はありませんか。もしかしたら、クローン携帯を作られ遠隔操作されているかもしれません。

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SIMカードからクローン携帯が作成出来てしまう

出典:Steve BuissinneによるPixabayからの画像

SIMカードからクローン携帯が作成可能です。SIMカードには利用者情報が記録されています。その利用者情報を読み取り、予め用意した新品のSIMカード内にコピーする事によってクローン携帯が作成出来ます。

SIMカードの複製は、専用機器とソフトウェアを通して複製を行います。SIMカード読み取り機器は店頭やネットで普通に販売されています。価格も安価であり、購入しようと思えば簡単に入手出来ます。ソフトウェアもフリーソフトウェアが数多く存在し、インターネットから誰でもダウンロード可能です。

クローン携帯作製詳細は下記カスペルスキー公式サイト様参照

クローン携帯で行える事

出典:Robinraj PremchandによるPixabayからの画像

SIMカードから作成されたクローン携帯で行える事は、世で一番知られているiTunesバックアップデータから作成するクローンiPhone等、個人が任意で作成したクローン携帯と同じ事が行えます。代表的な例として、通話記録の閲覧傍受・LINEのリアルタイム監視・インターネット利用・位置情報の取得・遠隔操作などが挙げられます。

識別番号から通話盗聴が可能

出典:SusieによるPixabayからの画像

SIMカードには単一の識別番号がそれぞれ割り振られています。識別番号はSIMカード本体の裏面に記載されており、2桁の英数字+13桁の数字からなる15桁の英数字(製造番号)です。上記の識別番号さえ分かれば、通話盗聴は可能になります。

電話回線は暗号化アルゴリズムで暗号化されており、通常ならば傍受は不可能です。ですが、SIMカードの識別番号さえ分かれば可能になります。

電話を掛ける際には、必ず携帯キャリア会社の基地局(電波塔)に接続されます。その基地局に接続された無数の電話回線からSIMカードの識別番号をもとに誰の電話回線かが判別出来ます。あとは、特定したターゲットの電話回線を専用の機器を通して盗聴を行います。

識別番号から通話盗聴詳細は下記カスペルスキー公式サイト様参照

まとめ

SIMカードからクローン携帯が作成可能。SIMカードは簡単に誰でも端末から取り出せるので「他人の手が届く場所に放置しない」、「友人知人でも簡単に渡して操作させない」、「肌身離さず管理する」様に心掛けましょう。

SIMカードからクローン携帯が作成された時の対処法は下記参照
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この記事を書いた人

被害者への情報提供を第一の目的として活動しています。被害歴は30年以上。仕事優先の為、更新頻度低いです。創価学会員が多い福岡県から、関東地方に引っ越し済です。宗教は全て詐欺師が考えた詐欺商売だと思っています。

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